泣きはらした顔でホールを後にし、余韻を噛み締めながら楽屋口付近を見ると、

数人のファンが並んでいたので、私もしばらく待っていました。

昨日は23時半にギエムが登場したそうです。

ああ、そこまでは待てないな〜と思いながらパンフレットを見返して

また余韻にひたりました。

時間も寒さも気になりません。

21時45分ほどで今からギエムさんの好意で

サイン会をして下さりますとのアナウンス。

わーい!

待った甲斐がありました。

そして、注意が入ります

サインペンはこちら側が用意したもののみです。

サインをしてもらうものを用意してお待ち下さい。

写真の撮影はくれぐれもしないように。

とのことでした。

全身全霊で踊り、疲れ果てているだろうにこのサービス。

申し訳ないけれどとっても嬉しい〜。

サイン待ちの人数はかなりの数になっていました。

静かに列を作り直し、順番に急遽用意されたテーブルに進んでいきます。

踊っているときはウィッグを使ったりしているので本当の髪の毛がわかりませんでしたが、

今やトレードマークになった感のある赤毛の乙女ちゃんカット?

(昔、朝丘めぐみが「私の私の彼は〜」と歌っていた時のヘアスタイルに近いもの。)

長い長い指には指輪が3種類くらいはめられていて、

どれも個性的なデザインで高価とかそういうものではない印象。かっこいいです。

さささっっとペンを走らせます。

そして一人一人握手をして送ります。

私の番です。ちらりと私の顔を確認します。

ギエムの顔の大きさは私の顔の上唇くらいがギエムの顎かな?

と思う小ささ。瞳がキラリとしています。美しい。

2003年の「3つの愛の物語」の時は目の前のギエムの美しさに固まりましたが、

(このときはパンフレットにサインをしてもらったのですが、

時間が経つと印刷だったかと思ってしまう。)なので

この度は京都のお友達からいただいたお気に入りの京都手帳に

サインをいただくことにしました。

私の目の前にいるギエムは前回とはまた違う美しさを感じました。

歳を重ねた美しさなのでしょうか?

片言フランス語で「メ、メルシー、トレ、トレ、ヴィアン、セ、マニフィーク」

(仏語スペルに自信がないのでカタカナで失礼致します。)と

伝えるとギエムの口角が少し緩んだように見えました。

笑っちゃうよね〜。そしてギエムからも「Merci」と戻ってきました。

声もいただきました。❤

そして両手で丁寧に握手もしてくださいました。

柔らかくて思ったより小さく感じました。

DANCE MAGAZINE (ダンスマガジン) 2014年 11月号 シルヴィ・ギエム「ボレロ」[雑誌]

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もう、ほっかほかの気持。ギエム、本当にありがとう。

しつこくブログにしましたが、(勝手に)ギエム三部作、

読んでいただいて光栄です。

ドキュメンタリーがDVDになるのが楽しみです。

アデュー!ギエム! メルシーボークー!

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